ブランケットのつぶやき(コラム)
2014.06.02
暑くなれば気分も変わる
最近、急激に暑くなりましたね。
天気予報からすると、しばらくすると落ち着くみたいですが、運動会の練習や、遠足などなど外で活動することも多い中、体も疲れてきます。
特に変化に敏感な体をもっているけれど、柔軟に対応できないお子さんにとっては、知らず知らずのうちに、ストレスが溜まったり、体調を崩したりします。今まで元気だったのに、突然、疲れがでたりしますので、服装や水分補給など十分に注意しましょう。
2014.05.28
友達はたくさんいるのか?
保護者の方は、お子さんは、同世代の子たちと毎日、遊んでいたら、安心な面もありますね。でも、お子さんによっては、一人で遊ぶことが好きな場合もあれば、みんなと遊ぶたいけれど、上手く遊べないお子さんもいます。
結論から言うと、一番、楽な方をまず選んだ方がいいです。
無理して誰かと遊んで、疲れるよりかは、一人の方がいい場合が多いです。
クラスの中で孤立して、例えば、集団行動の時に困るかもと保護者の方は心配しますが、ずっとずっと、集団で行動するわけではありません。そのためだけに、無理して人間関係を作る方が負担になります。また、周りの子も、集団行動を求められた時にだけ関わる方が、関わりやすいことがあります。
本当に趣味や気が合う人と関われるようになって、自発的に関われるようになるのが一番だと思います。でも、友達が欲しくて、さびしい思いをしている子はどうなのか?という話になりますが、そもそも友達とはなんでしょう。
「全てが分かり合える人=友達」は理想ですが、そこまで、ハードルを上げると友達がいないになってしまいます。
人生でそこまで思える人に何人いますか?
それを小学校、中学校時代にたくさん求めるのは酷です。友達=少し話せる人、趣味の話ができる人など、少し友達のことを柔らかく考える練習をすると、楽になるかもしれませんね。
一番は、本人のペースを大事にできたらいいいですね。
2014.05.26
ゲームとの付き合い方
ゲームは気分転換にもなったり、友達との話ができるツールにもあるので、禁止だけでは難しいと思います。
最終目標は、ゲームと上手く付き合える方法を学ぶことです。自分の体力や、明日の予定をみて、ゲームの時間をコントロールできるようになることですが、それは、理想であってなかなかそうはいきません。
幼稚園・小学校の低学年くらいまでは、簡単に買ってしまうのでなくて、あらかじめ、時間帯を決めたり、いつもおく場所をきめておくなどの約束をしてからにしましょう。(今、使っているのかどうかなど管理しやすくなります)
まだまだ金銭的な価値が分かりにくい年齢です。
ゲームソフトの貸し借りやゲームソフト自体を持ち出すのは注意しましょう。
いまのゲームは、対戦ができないと面白くないようになっていますが、自分で管理できない間は、保護者が管理できるようにしておかないと、結局、注意することが増えてしまいます。
高学年から、中学生、高校生になり、オンラインゲームにはまってしまうと、時間があっという間にすぎてしまい、また、途中で止めずらいようになります。オンラインゲームは、時間もお金もかかります。また、思ったよりも体力を消耗したり、睡眠不足にもなりやすいです。年齢が上がると、保護者の注意もきかないような感じになりますので、インターネットにつなぐ時にはよく注意して、保護者も理解しておく必要があると思います。
この画面にたどりついた方は、ある程度知識があると思うので、時間を決めて、ネット環境のコントロールをしていきましょう。
将来的には、自分でコントロールできるようになるのが一番ですが、生活のリズムだけは、崩れないようにできたらいいですね。
2014.05.21
無理しない、無理させない
これから、運動会が6月とかにある学校(園)以外は、ほとんど祝日はありません。
ほとんど通常の学校生活が続きますね。
子ども達も、4月5月にもっていた緊張感も薄らいできます。それと同時に疲れもでてきます。
去年までしなくて今年できるようになったのが、だんだんできなく(しなくなってくる)ことがあります。
この時に、「できるようになったのに・・・」と思うと保護者の方がイライラしたり、余計に疲れます。
どちからというと
これがお子さんの無理のないリズムだと考える方がいいと思います。
まずは、今できていることの確認と褒める(認める)ことが大事で、それを口にだしてあげましょう。
人の成長は、まっすぐではありません。
できたり、できなかったりしながら、成長していくものです。
生活していくことに、支障がでるほど(提出物を出さない、忘れ物が多いなど)がある場合は、どうするかは、ある程度、手伝ってあげて下さい。
できれば、お子さんのいる前で、いっしょにするか、見本を見せるような感じで手伝うことができたらいいと思います。
勝手に保護者がやってしまうと、依存心が強くでてしまいます。
じゃ、いつまでやっていいか?ということになりますが、これは、お子さんの成長具合によりますので一概に言えませんが、何もしなくなると、やめてしまうよりは、手伝う方がいいと思った方がいいと思います。
無理させない、無理しない。
これが、お互いに無理なく成長できるペースだと思います。
2014.05.19
子どもへの目標の立て方
お子さんに対して、大人がどう目標を立てるかは、難しい問題です。
上手くいかない要因は、色々ありますが、一つは、こちらの思うように誘導しようとしてしまうからです。
保護者のいう事を聞かなくなる、小さいころの反抗期と違って、思春期くらいになると、保護者のコントロールは難しくなります。
そうなった時は、普通の話をしたり、困っている時に手助けてしてあげたり(お金を出すとかそういう意味ではありません)気持ちの支えになってあげることが大事です。
その前の段階は、漠然とした目標ではなく、具体的な目標を置きましょう。そして、達成可能な目標にしましょう。
その過程を褒めてあげる。
また、最後はどんな大人になるべきかを伝えてあげる。(これは長期目標ですね)
例えば、テストで100点を取るというのは、具体的な目標に見えますが、100点は、結果論です。
それよりも、テストの時に、2回見直しをする。
テスト期間中に、一日、1時間は勉強する。
テストの範囲を確認する。
など、お子さんの状態に応じて、目標を決めていきましょう。
そして、どうして、テストを頑張ることが大切なのか?
将来にどうつながるのか?
など、一緒にお子さんと考えられたらいいですね。
時間はかかりますが、大事なのは、コミュニケーションと、短期目標と長期目標をもつことだと思います。
気長に、お子さんの成長を見守れたらいいですね。