ブランケットのつぶやき(コラム)
2014.05.19
子どもへの目標の立て方
お子さんに対して、大人がどう目標を立てるかは、難しい問題です。
上手くいかない要因は、色々ありますが、一つは、こちらの思うように誘導しようとしてしまうからです。
保護者のいう事を聞かなくなる、小さいころの反抗期と違って、思春期くらいになると、保護者のコントロールは難しくなります。
そうなった時は、普通の話をしたり、困っている時に手助けてしてあげたり(お金を出すとかそういう意味ではありません)気持ちの支えになってあげることが大事です。
その前の段階は、漠然とした目標ではなく、具体的な目標を置きましょう。そして、達成可能な目標にしましょう。
その過程を褒めてあげる。
また、最後はどんな大人になるべきかを伝えてあげる。(これは長期目標ですね)
例えば、テストで100点を取るというのは、具体的な目標に見えますが、100点は、結果論です。
それよりも、テストの時に、2回見直しをする。
テスト期間中に、一日、1時間は勉強する。
テストの範囲を確認する。
など、お子さんの状態に応じて、目標を決めていきましょう。
そして、どうして、テストを頑張ることが大切なのか?
将来にどうつながるのか?
など、一緒にお子さんと考えられたらいいですね。
時間はかかりますが、大事なのは、コミュニケーションと、短期目標と長期目標をもつことだと思います。
気長に、お子さんの成長を見守れたらいいですね。