ブランケットのつぶやき(コラム)
2014.08.03
夏休みに家庭でできるソーシャルスキルトレーニング2
今回は、ルール遊びです。
年齢があがるにつれて、友だちと関わる時に大事なのは、ルール遊びがあります。
小さい子なら、鬼ごっこ。
鬼ごっこは様々なバージョンがあります。
他にはかくれんぼもありますね。
ボールが使えるようになると、ドッチボールもあると思います。
トランプなら、ババ抜きから始まって、中学生くらいになってくると、大富豪のような複雑なルールになります。
また、カードゲームもあります。カードゲームは、それぞれに色んなルールがあったり、攻撃力や、自分のライフポイントの計算などもあります。
それぞれのルールは、友だちから自然に覚えたりもしますが、覚えにくいお子さんもいます。
夏休みの間に、年齢に応じて、ルールを視覚化したり、ボールを投げるコツや、勝ち方のコツや、負けた時の気持ちのコントロールなど親子でいっしょに楽しみながら覚えてみるのも手です。
できれば、視覚化して、後で見れるようにするのがいいでしょう。また、どれを教えるのも同じですが、無理して教えても嫌がるだけです。
楽しみながら、短時間で終わるようにしましょう。
それを、繰り返し、たまに、違う人とやってみるのもいいですね。
2014.08.01
夏休みの予定は順調?
夏休みが始まって、公立なら10日くらいたちましたね。
お子さんの予定は順調に進んでいますか?
それとも、なかなか進まずに、保護者の方は、イライラされていますか?
お子さんによっては、最初の5日くらいは、頑張れても、だんだん、休みが続くとリズムが崩れてきます。
逆に言うと、夏休みというリズムに慣れてしまってしまいます。
だんだん、保護者の方も注意するのに疲れてきますよね。できれば、予定を一週間ごとにお子さんと話あって決めていくというのも手です。
40日間の予定は、大人でも守るのは大変です。
脳の機能からいうと、朝、勉強する方がいいですが、その次にいいのは、本人が納得した予定です。そうすると、無理な予定をたてても一週間で見直しをすれば、微調整ができますので、そこで、保護者とお子さんとで振り返りながら、予定を立てていきましょう。それも、お子さん自身が自分を知ることのできる
ソーシャルスキルトレーニングの一環にもなります。
暑いと体調や気分も崩れやすいです。
保護者も、お子さんも無理なく過ごしてくださいね。
2014.07.27
夏休みの過ごし方(行き渋り編)
学校になんとか通えたお子さんにとっては、夏休みは、やっとゆっくりできる時間です。
保護者の方は、勉強など気になることもあるかもしれませんが、お子さんのペースを尊重しながらできることをしましょう。
ただ、お子さんが何か気になっていることがあれば、勉強など手伝ってあげることは手伝ってあげましょう。
まったく学校にいかない時期がずっと続くと、夏休み明けが、登校しにくくなるかもしれないので、先生と連携をとりながら、たまに登校して、先生と話をしたり、学校で少し過ごしてもいいかもしれないですね。
でも、そのことで、心身共に休めなくなってしまう場合は、家でゆっくりしたり、気分転換をしましょう。
ただ、なんとか、学校に行けていた状態なので、生活リズムを維持したり、宿題ができるなら保護者が手伝いながら無理なくすごして、9月から登校しやすい状態をつくれるといいですね。
2014.07.24
夏休みの過ごし方(不登校編)
不登校になっているお子さんにとっては、夏休みは、少し気軽な時間になります。
学校があるのにいけないのと、学校がないから、いっていないのと気持も負担が違うからです。まだ、保護者とのコミュニケーションをとれるお子さんにとっては、色々できるチャンスになるので、でかけたり、友だちと関わったりしましょう。
ただ、だからといって、登校につながるとは限りません。
経験を少しでも積み重ねるくらいの気持ちでいましょう。
保護者との関係があまりとれていないお子さんの場合は、今までの生活と変わらないかもしれませんが、少しでも、コミュニケーションをとる機会を作りましょう。
生活リズムを戻したり、維持するのは理想ですが、これを意識するあまり、親子関係が崩れる方が怖いです。
だからといって、全て子どもの言うことを聞くわけにはいかないですが、生活リズムや勉強ばかり注意すると、他のコミュニケーションがとれなくなってしまいます。
夏休みは、不登校のお子さんにとっては、気軽に出歩いたりしやすくなる時でもあります。
上手く活用できたらいいですね。
繰り返しますが、無理は禁物です。
できたらいいな~とか、種をまくつもりくらいで、やってみてください。
2014.07.21
夏休みにできること
夏休みになりましたね。
できれば、夏の間にできることをさせたいと思っておられるかもしれません。
宿題以外で、家で何かさせたいと思うことがあるかもしれません。その時に、気をつけて欲しいことがあります。
まず、暑い中で無理をさせることで、余計にお互いがストレスが溜まります。
学年によりますが、時間は短い時間にしましょう。
毎日、少しずつ、意識できるような取組にしましょう。
生活の中に何かを取り入れるのは大変です。
予定表を作ることなどが大事です。
また、したりできなかったりすることは、効果はあまりでませんし、一番、やってしまいがちなことは、できないことをさせようとするとです。
でも、それが、一番、苦手なことです。
夏休みの間にそれがクリアーできることは難しいです。
まずは、できそうなこと、達成感がもてそうなところから始めましょう。
そして、一番、できることは、今のリズムの維持です。
何かができるようになるよりかは、今の状態が少しでも維持できたらいいですね。
夏休みですしゆっくりして、少しでも色んな人と関われて楽しい思い出ができたらいいですね。