心理発達コラム
子どもへの対応について
2020.01.15
愛情不足だといわれました。
発達障害などがあり、上手く社会に適応できない場合、関係者から保護者の愛情不足といわれてしまうことがあります。
発達障害は、今の研究では、脳の発育不全の影響が大きいといわれています。
そのために、周りのそういう反応に、過度に落ち込む必要はありません。
一方で、愛情を注いでいるつもりでも子どもが欲しいと思っているものでない場合もあります。
子どもに伝わるような褒め方、愛情の伝え方も考えてみましょう。また、行動面などで、褒めたくても、どうしても、そうできない場合があります。
怒られるだけになると、また、別の問題が起きてしまいます。
いい行動をした時に褒めてあげることも大事でしょう。
2020.01.14
友達が上手くできないようです。
幼稚園、小学校、それ以降でも同じような問題に直面する場合があります。
発達障害であっても、そうでなかっても、今まではそういうことがなくても、そうい問題に多くぶつかる可能性はあると思います。
無理に自分と合わない友達を作ってもストレスの元です。
焦らずに、ゆっくりチャンスを待つがいいでしょう。
そして、前提として、そのことで、本人が困っていたり、つらいと思っているか?ということもあります。
思春期前後になると、そのことでつらいと思う方もいらっしゃるので、先生やスクールカウンセラーなどと相談しながら、本人もいっしょに考えていくのも手かもしれません。
また、低学年くらいまでは、友達と関わるルールやマナーなどが分かっていない場合がありあす。
それを丁寧に教えていくことも大切です。
大事なのは、ゆっくり焦らずに、落ち着ける場所があるかということです。
人間関係とは、自分が処理できる範囲の人数がいればいいのです。
生涯に数人の大切な友達ができるための練習だと思うのもいいかもしれません。
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